ブラシについた抜け毛や、シャンプー時の排水溝に溜まった自分の髪の毛。「もしかして禿げてる?」と不安になったことはありませんか?
また、朝起きた時に枕についている抜け毛の本数が多くて朝からブルーになってしまうなんてことも。
私もかなり抜け毛が多く、髪に関する知識もなかった頃は絶望しました(笑)
普段から抜け毛が多いと、近々禿げてしまうんじゃないかと心配になり、鏡の前で無駄に頭皮を観察したりしますよね。
でも、色々と調べてみると、抜け毛が多い人や少ない人、抜け毛が多くてもちゃんと新しい毛が生える人と様々なんですよね。
抜け毛が多いからといってそれが異常と決めつけるのはまだ早いです。
当記事では、1日の抜け毛本数に関する事を中心に、薄毛対策についても触れながら詳しく解説していきたいと思います。
- 抜け毛本数の目安
- シャンプー時に抜け毛が多い原因
- 抜け毛の注意ポイント
- シャンプー時の抜け毛を減らす方法
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目次
1日の抜け毛本数の目安ってあるの?

結論から言うと、抜け毛本数の目安と言うのは人それぞれです。1日に80~100本抜けると言われている髪の毛ですが、本当でしょうか?
まずは、髪の毛の構造について解説します。

図の毛母細胞という部分が、細胞分裂を繰り返して髪の毛を生み出します。この時、髪を上に押し出そうとするので髪の毛が伸びてくるんです。毛母細胞の下に毛乳頭という組織があります。この部分は毛細血管に運び込まれてくる栄養や酸素を毛母細胞に受け渡す役割をしています。これらの組織がダメージを受けると、髪の毛が生えてこなくなったり、成長が止まったりするんです。
髪の毛が抜ける本数の目安
で、結局何本抜けるのが正常化と言うと、髪の毛の全大量の0.1%程度が目安と言われています。
なので、もともと髪の毛が少ない人が100本も抜けてしまうとヤバイ状況なのに対し、元々髪の毛の本数が多い人が100本抜けても問題ないということになります。
抜け毛が多いからといって、一概に薄毛が進行しているとも言えないし、抜け毛が少ないからと言って薄毛が進行していないとも言えないのです。
普段から抜け毛の量を目安として確認しておき、日々の変化をとらえておくべきだと言えるでしょう。
- 1日に抜ける本数は髪全体の約0.1%
- 抜ける本数の比率を意識しよう
- 日々の変化を捉えるべし
シーズンによっても抜け毛の本数は多少変わる
適切なヘアケアができていれば、季節によって抜け毛の本数が変わることはありません。
ただし、冬場は抜け毛が多少増えてもおかしくない季節ともいえるでしょう。
どういう事かというと、夏場の強い日差しによる紫外線のダメージが秋から冬にかけてくることと、冬場は夏場に比べて頭皮の皮脂が過剰に出やすい状況にあるということです。
- 夏場の紫外線のダメージが秋から冬にかけてくるため
- 冬場は頭皮の皮脂が過剰に分泌されやすい
こうしたことから、冬場は抜け毛が多少多いといえるんです。
お風呂場の排水溝や、枕の抜け毛をみて不安になる必要はありません。この場合は、一過性の症状ですので問題無いでしょう。
しかし、これが年中続いていて髪のボリュームが減ってきているのであれば注意が必要です。
症状の見極めや対処法については、以降で解説しています。
髪の毛は1日に何本生える?

抜けた分だけ生えてくることになります。1日100本抜けているのであれば、100本が新たに生えてきているはずです。
そうしないと、髪の毛が大量に増えたり少なくなったりしますからね。
生えてくる本数が抜ける本数より少なければ、当然のごとく薄毛が進行しているといえるでしょう。
髪の毛が新たに生えてくる時は、産毛として生えてきます。ただ、この産毛が成長しきれるかどうかが薄毛になるかならないかの瀬戸際となります。
産毛が成長しきれずに途中で抜けてしまうと、当然薄毛が進行してしまうことになり、成長しきれない場合も薄毛ということになります。
- 産毛が途中で抜ける
- 産毛が成長しきれずに産毛のまま
- 生えてくる本数よりも抜ける本数が多い
このような状態を薄毛といいます。
ちなみに症状で言うと男性の場合は「AGA」、女性の場合は「FAGA」と呼ばれています。
AGAとは
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略語で、男性型脱毛症のことです。女性の場合はFAGAと呼ばれています。どちらも同症状となっており、男性ホルモンが優位に立つことで発生すると言われています。
なので、髪の毛のボリュームに異常がなければ生えてくる本数を特に気にする必要はありませんが、ボリュームダウンしているのであれば本数まではわかりませんが、薄毛が進行しているということです。
そもそも髪の毛は何本生えてるの?
髪の毛の本数は約10万本と言われています。(本当に数えたのでしょうか?)
仮に1日100本髪の毛が抜けたとして、全ての髪の毛が生え変わるのが1000日。
約2年7か月ということですね。
となると、髪の毛1本の寿命も大体これくらいということになりますね。
しかし、髪の毛の本数ってひとそれぞれなんです。薄毛ではない健康な状態で10万本の人もいれば、15万本の人もいるし、10万本以下の人もいます。
猫毛だけど髪の毛のボリュームのある人は、本数がめちゃくちゃ多いし、髪の毛が太い人で見た目はボリュームあるけど、実は本数が少ないという人もいます。
髪の毛の毛周期について

髪の毛には、発毛してから脱毛するを繰り返しており、この間隔を毛周期と言います。毛周期には成長期、退行期、休止期を繰り返しながら髪を成長させています。
成長期とは?
成長期とはその名の通り、細胞分裂が活発な状態で髪がどんどん成長している段階の事です。
図の通り、健康な髪の毛であればこの状態が3~6年ほど続くことになります。ちなみに男性は約3~5年、女性は4~6年と言われています。
この成長期に髪の毛が抜けてしまうのがAGA、FAGAなんです。抜けた髪の毛の先端が細くて短い毛だったら、その可能性があります。
豆知識
- AGAとは髪の「成長期」のサイクル期間が極端に短くなります。これにより抜け毛となる頻度が増して、薄毛となってしまいます。また、成長期の途中で髪の毛の発達が止まってしまうため、産毛であることが多いのが特徴です。
- FAFAとは女性特有の脱毛症で「女性男性型脱毛症」のことです。頭頂部を中心に広い範囲で脱毛し、うっすら地肌が見えてしまうのが特徴です。
退行期とは?
成長期の後におこることで、毛根部分の毛母細胞が寿命となり細胞分裂が止まってしまいます。つまり、髪の毛が伸びなくなる時期ということですね。
毛母細胞から髪の毛が離れてから、髪の毛が伸びなくなるまで2~3週間と言われています。
休止期とは?
毛母細胞の細胞分裂が完全に停止し、髪の毛が伸びなくなった後に脱毛となる段階の事です。
約2~3ヶ月間この状態が続きます。休止期の間、毛穴の奥では新たな髪が製造されようとしています。
シャンプーやドライヤー時にゴッソリ抜け毛が多い原因

シャンプー時に髪の毛が一番抜けると言われています。中にはシャンプーするのが怖いという人もいるのではないでしょうか?
また、バスタオルで髪を拭いている時にも大量に抜けて不安、、、シャンプーで抜けたのにまたこんなに抜けるなんて不安に不安がどんどん重なってしまいますよね
実を言うと、シャンプーの時に1日の抜け毛の約8割が抜けると言われているので、大体30~80本ぬけるということになります。
更に正確に言うと、シャンプーやバスタオルで乾かしている時に抜けているわけではないんですよね。
シャンプー時に抜けているわけではない
シャンプー時に抜けているわけではなく、既に抜けている髪の毛が洗い流されているだけなんです。
排水溝を見てびっくりすることってありますよね!ええ??シャンプーだけでこれだけ抜けたの??って勘違いしてしまいます。
日中、帽子を被っていると抜けた髪の毛が落ちない状態となってしまうため、シャンプーの時に一気に髪の毛が落ちていきます。
これかなり勘違いしやすいんですよね。
なので、シャンプーのやり方に問題があるとか以前の問題なので、そこまで気にする必要もありません。
抜け毛の量に変化がないか日々チェックしていきましょう。
- シャンプー時の抜け毛は既に抜けている髪
- 帽子をかぶっていると抜け毛が多く感じられます
- 日々のチェックが大事!
ドライヤー時の抜け毛も大丈夫?
ドライヤー時の抜け毛も気になりますよね。これもシャンプー時に落ちなかった髪の毛が、髪が感想することでスルッと落ちているんです。
なので、ドライヤーで乾かしながら抜け毛が発生しているというわけではないので安心しましょう。※多少は抜けているかもしれませんが
抜け毛の注意ポイント!量で判断はしないこと

抜け毛が多いからと言って、過剰に心配する必要はありません。その分ちゃんと生えてきているはずですから。
ただし、抜けている髪の毛のチェックはしたほうが良いかもしれません。
抜け毛の状態を確認して、はげているか?はげていないか?をある程度判断することができるんです。
抜け毛の種類で薄毛進行度を確認
抜け毛を見ることである程度のハゲ進行度を判断することができます。
新生毛と呼ばれる髪の毛をご存知でしょうか?その名の通り、はさみが一度も入っていない新しく生えてきた髪の毛のことです。
なので新生毛は先端が細くなっています。通常、髪の毛1本の寿命は2~3年です。この新生毛が抜けているということは、髪の毛の発達途中で何か異常が生じている可能性があります。
確認のポイントは、いつもより短い髪の毛が抜けていたら先端を確認してみましょう。
だからといって心配する必要はありません。新生毛でもある程度は抜けていくので、抜け毛の中に新生毛がどれだけの割合で含まれているかが重要です。
基準としては、大体2割程度までなら許容範囲かと思われます。それ以上になると薄毛が進行している状態かもしれません。
健康的な頭皮でもシャンプーする際に抜け毛が見られるのは一般的なことです。けれど過度に抜け毛の量が多いときは、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)にかかっているかも知れません。
そうした場合は、病院で治療を受けたほうが良いでしょう。
- 髪の毛の寿命は2~3年
- 新生毛の抜け毛に注意
- 抜け毛の新生毛の割合に注意
抜け毛を減らすシャンプー時のポイント

前項で説明したとおり、シャンプー時に抜けているわけではありません。まずはこのことを前提として説明していきます。
で、シャンプーする際に注意しておきたいことがあります。
シャンプーをするときは、指が直接頭皮に触れる事となるため、まずは頭皮にダメージを与えないような洗い方が必要です。
いくら汚れを落としてキレイにしたとしても、頭皮が傷ついてしまうと逆効果となってしまいます。
ポイントとしては、指の腹で洗う事です。間違っても爪を立てて洗ってはいけません。傷ついた頭皮から細菌が入り、毛嚢炎になってしまう可能性があります。
頭皮が脂っこい人は、ガシガシ洗ってしまいたい気持ちもわかりますが、まずは頭皮をいたわるように丁寧な洗髪を心がけましょう。
抜け毛の予防は今のうちから
薄毛予防は早ければ早いほど効果的です。
20代のうちから対処しておくべきです。既に完全に禿げてしまってから対処するのでは、遅すぎます。
毛根が死んでしまったら、もう髪の毛は生えてこないからです。
抜け毛は一度進行しだすと、一気に薄毛レベルに到達してしまいます。私が知る限りでは、たった3ヶ月ほどで明らかに薄毛になった人がいました。
現在は一旦抜け毛がおさまっているようですが、そのような状態から改善するのはかなり絶望的だなと感じています。
こうして抜けては止まってを繰り返して、だんだん薄毛になっていくんです。
そうなる前に、適切な処置をして薄毛やハゲを防止しましょう。
- 薄毛対策 ・・・ 育毛剤やマッサージによるヘアケア
- AGA対策 ・・・ 皮膚科またはAGA治療専門クリニック
http://nmr2019.jp/touhi/
抜け毛の本数が多いからといって心配する必要はない
最後に、抜け毛の本数が多いからといってすぐに心配する必要はありません。
元の髪の毛が多ければ抜ける本数もそれだけ多くなってきます。
だって毎日0.1%の髪の毛が抜けているので、数本抜けたからといって不安になる必要もありません。
当記事で解説した内容にもなりますが、季節性や一過性の可能性も十分に考えられます。
ただし、頭皮が健康な状態でも薄毛対策をしたことに越したことはありません。
http://nmr2019.jp/stress/
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004045255