薄毛対策にシャンプーは効果があるのか?について解説しています。
私は10代のころから「将来禿げるのではないか?」「10年後、この髪はどのくらい残っているの?」と悩んでいた時期がありました。
その理由は、親が薄毛だったからです。
父も母もどちらも薄毛で悩んでいました。
ハゲは遺伝するってどこかで聞いて、知識の無かった私にとっては恐怖でしかありませんでした。
でも大丈夫です。若いうちから薄毛対策しておけば、急に禿げることはありません。(一部の病気を除く)
なので、私が推奨する誰でも簡単にできるシャンプー方法から実践してみてはいかがでしょうか?
当記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
- 若ハゲの年齢とは?
- 禿げる原因
- プレリンスの必要性
- 禿げ対策シャンプー
- 正しいシャンプーのやり方
▼おすすめのアミノ酸系ノンシリコンシャンプー
目次
若ハゲって何歳から?

若ハゲの基準は20代から30代で禿げてしまうことでしょう。早い人では10代から禿げてしまうという人もいますね。
10代の若ハゲはホルモンバランスが原因になっていることが多いですね。特に男性の場合は、だいたい思春期ごろから薄毛になる方が多いです。
いわゆるAGAというやつですね。女性の場合は症例は少ないですが、FAGAを発症する人も少なくありません。
医学的には若年性脱毛症と呼ばれていて、30代までに発症したら若ハゲということになります。
AGAの禿げ方の種類
M型、U型、O型があります。まあどこから禿げが進行していくかによって呼びかたが異なるので、禿げという事には何ら変わりはありません。
若ハゲの原因
ぶっちゃけると、禿げる原因も色々ありすぎるので断言はできませんが、若ハゲのほとんどの人がAGAやストレスによる円形脱毛症の事例が多いです。
AGAになると、どんどん薄毛が進行してしまうので早めにクリニックで治療することをおすすめします。
関連記事 高校生のつむじはげは治る?
禿げる原因はヘアサイクルの乱れもある

そもそも何で禿げるのか?なぜ髪の毛が抜けるのか?
AGA以外の部分で解説すると、抜け毛の量が多いから禿げるというわけではないんです。
髪の毛が抜けても、生えてくれば薄毛になることはありません。
では何が原因かというと、それはヘアサイクルの乱れです。
髪の毛は、発毛期・育毛期・脱毛期・休止期といったサイクルを繰り返しています。
発毛期の時点で髪が抜けてしまうと、次に生えてくるまで時間がかかってしまいます。
これが主な薄毛の原因となっていることが多いです。
では、このヘアサイクルを乱す要因を解説していきます。
生活習慣が原因
酒、たばこ、食生活、睡眠不足といった乱れた生活習慣がヘアサイクルの乱れを引き起こします。
- 毎日酒を飲む
- タバコ吸いまくり
- 暴飲暴食
- 慢性的な睡眠不足
特に気を付けたいのが暴飲暴食です。脂っこいものを食べると頭皮に皮脂が溜まって頭皮環境が悪化してしまいます。
これは年齢に関係なく、20代でもこのような生活を送っていれば薄毛になってきます。
つまり、若ハゲになってしまうということです。
それと過度なダイエットも大敵。必要な栄養素が頭皮に届かなくなってしまうため、毛髪が育たなくなります。
タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂取し偏りのない食生活を心がけましょう。
頭のてっぺんが禿やすい理由
頭のてっぺんは毛細血管しか通っていません。つまり栄養素が行き届きにくい場所でもあります。
必要な血液が循環しにくい状態になることで、頭のてっぺんが禿やすくなるんです。
血行は毛髪にとっては生命線になります。血行不良になってしまうとてっぺんから禿げてきます。
これは世の中のおじさん達が証明してくれている事でしょう。
サイドから禿げる人ってそうそういませんからね。
てっぺん禿げは別名つむじはげと言われれており、以下の別記事でも解説しています。
関連記事 女性のつむじハゲの改善方法
禿げにはプレリンスが効果的な理由

ここからは禿げたくない人にとっての有益情報になります。
まずはプレリンス。なんじゃそら?と思う人も多いと思います。
プレリンスとは、シャンプーする前にシャワーで頭を流して頭皮の汚れを落とすことです。
ぶっちゃけ汚れはこれでほとんど落ちるため、その後のシャンプーの泡立ちがかなり良くなります。
よって、頭皮の汚れを落としやすくするんです。このプレリンスで6割から7割の汚れを落とすことができると言われています。
男性は髪が短い人が多いのでやりやすいと思いますが、女性はちょっと大変かもしれません。
髪が長いと、それだけ汚れが溜まりやすくなりますから、シャンプー前にしっかりプレリンスで汚れを落とす必要があります。
プレリンスする時間は約1分から2分です。(意外と長いですよね)
でも将来のハゲリスクを考えると、「あの時やっとけばよかった~」と後悔したくないですよね。
禿げたくないのであればプレリンスを心がけましょう。
- プレリンスはシャンプーする前
- プレリンスする時間は1~2分
- 指の腹でキレイに落とす
禿げにおすすめのシャンプー

禿げ予防におすすめのシャンプーはノンシリコンシャンプーとアミノ酸系シャンプーです。
この2種類のシャンプーについて詳しく紹介していきます。
ノンシリコンシャンプーがおすすめな理由
通常のシリコンシャンプーは、シリコンが頭皮の毛穴に詰まって発毛を阻害するということから、頭皮にはよくないと言われています。
シリコンとは、髪をコーティングして手触りをよくするためのものです。それが頭皮にも付着することで抜け毛に繋がってしまいます。
薬局や市販で購入できるシャンプーのほとんどがシリコンシャンプーです。(特に安いものに多い傾向があります)
毛髪のハリ・コシ・ツヤなどを強調したシャンプーは、シリコンが増量されているタイプです。
でも使った感じは、髪がツルツルになるからいいんですけどね。禿げないためには我慢です。
シリコンは撥水コートなどにも使用される成分で、通気性もシャットアウトしてしまうとか。だから詰まりやすいんですね。
使っていると絶対に禿げるということはありませんが、使わないほうがいいかなという感じです。
- シリコンは毛穴を詰まらせる原因
- ハリ・コシ・ツヤ表記のシャンプーはシリコン多め
- 頭皮ケアはノンシリコンシャンプーがおすすめ
アミノ酸系シャンプーを選ぶ基準
禿げたくないのであれば、アミノ酸シャンプーがおすすめです。といっても、アミノ酸シャンプーは星の数ほど販売されています。
なにを基準に選んだらいいのかわからな人のために、ちょっとアドバイス。
禿げたくないのであれば、洗浄成分を基準にしましょう。
- 水
- ココイルグルタミン酸TEA
- コカミドDEA
- グリセリン
- ココイルメチルアラニンNa
- 水
- ラウレス硫酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- ココイルグルタミン酸TEA
シャンプーのボトルの裏に表示している成分表になります。
シャンプーの成分表記のルールがあって、多く配合されている成分から順番に書かれています。
たいていの場合は、水が多く含まれていて、水の次に表記している成分がメインとなる洗浄成分であることが多いんです。
なので、シャンプーボトルの裏を確認して、どのような洗浄成分が多く含まれているのか把握することができるんです。
といっても何の成分が良いのかわからないと思いますので、安心できる成分や使わない方がいい成分を紹介したいと思います。
シャンプー選びの基準にしてみてください。
- ココイルグリシンNa
- ココイルグルタミン酸K
- ココイルグルタミン酸TEA
- ココイルグリシンK
- ココイル〇〇
- グルタミン〇〇
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- タウロイルサルコシンTEA
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- オレフィンスルホン酸ナトリウム
- ラウレスー4酢酸ナトリウム
- ラウラミドプロピルベタイン
- コカミドプロピルベタイン
- ベタイン系
紹介した成分を目安に選んでみてください。
刺激が強めと紹介している成分は、30代以降は使わない方がいいです。
髪に残りやすい成分は低刺激な成分となっています。しっかりと洗い流せば問題なく使用することができます。
シャンプーやりすぎは禿げるのか?

結論から言うと禿が進行することはありません。むしろ頭皮環境を常に良い状態に保つことができるため、禿げ防止に役立つ行為です。
1日2回シャンプーすると禿げるという都市伝説的な噂を聞いたことがありますが、あれは真っ赤な嘘です。
禿げたくないのであれば、むしろ1日2回のシャンプーは必須行為となります。
頭皮の汚れを取り除いている状態なので、髪が育ちやすい環境となります。
乾燥肌の人は1日1回を推奨します。乾燥しがちの人は皮膚表面の皮脂によるバリア機能が薄いため、シャンプーを2回することによって外からの刺激を受けやすくなります。そうなるとあまり良いとはいえない頭皮環境となるため、無理して2回する必要はありません。
禿げに効く適切なシャンプー方法

まず、既に紹介している「プレリンス」からおこなっていきます。
次にシャンプーです。
泡立ての重要性
ここからシャンプーをプッシュして泡立てていきます。
ちなみにシャンプーをプッシュして出して、そのまま髪につけるのはNGです。
シャンプーのプッシュ回数はボブヘアで1回程度で十分です。
え?少なくない?と思いがちですが、プレリンスをしっかりできていれば問題ありません。しっかりと泡立てることができます。
で、なぜ泡立てずに髪につけるのがNGかというと、シャンプーを流す際にしっかりと洗い流すことができないからです。
原液をそのまま髪や頭皮につけてしまうと、洗い残しが発生してしまいます。
結果、その洗い残しによって頭皮環境に悪い影響を与えてしまうんです。
泡立てるコツとしては、シャンプーと水と空気を混ぜ合わせて包み込むようにします。
ここで泡立たないからといって、シャンプーの量を注ぎ足すのもNG。これも洗い残しの原因となってしまいます。
チャップアップノンシリコンシャンプーは髪と頭皮の汚れを落とす
しっかり泡立てることで、洗う際の髪同士の摩擦を最小限に抑えることができます。「頭皮を洗う」ことをいしきしてください。
ここで注意したいのは、やみくもに洗うことではしっかりと汚れを落とすことができません。
毛根に溜まっている皮脂や汚れを掻き出すイメージで洗いましょう。
そして、頭全体を洗うようにして、洗い残しが無いよう意識しましょう。
- しっかり泡立てる
- 皮脂や汚れを掻き出すイメージで洗う
- 洗い残しが無いようにする
すすぎ方
すすぎも大切です。シャンプーが残ってしまったらいみがありません。
指の腹で頭皮をこすりながら、しっかりとシャンプーを洗い流しましょう。
すすぎは風呂釜のお湯より、シャワーがおすすめです。水道代が気になるからと言ってシャワーを使わない人もいますが、そこは妥協してはいけません。
シャワーのほうが確実に洗い残しを防ぐことができます。
洗い残しが危険な理由

シャンプーの流し方が甘いと、フケやかゆみの原因となってしまいます。頭皮環境が悪化し抜け毛に繋がってしまうおそれがあります。
シャンプーを変えてからフケが多くなったという経験はないでしょうか?
それはおそらく洗い残しが原因かもしれません。
シャンプーは流したつもりでも、しっかり流れておらず残留成分が残っていることが多いんです。
多分、ほとんどの人がキレイに流せていないのではないでしょうか?
しっかりと流すためには、前項で紹介した通り指の腹でこすりながら流しましょう。
自分の手で流すのが面倒という人は、シャンプーブラシがおすすめです。
このシャンプーブラシは、すすぎの時のみ使用することが良いです。
というのも、シャンプーブラシの先端は丸みを帯びていますが尖っています。
なので、頭皮にかかる力が思っている以上に強いんです。シャンプーとすすぎで使用したことがあるのですが、頭皮が痛くなって赤くなったという経験があります。
優しく使用することを前提にすすぎの時だけ使用することをおすすめします。
ちなみに、シャンプー後のドライヤーも薄毛対策として重要となってきます。
以下の別記事で詳しく解説しています。
関連記事 ドライヤーは禿げる原因?
禿げたくないまとめ

将来禿げたくない人のための、日ごろの頭皮ケアについてお話してきました。
禿げる前にできることとしては、規則正しい生活や正しいシャンプー方法をしっかりやることです。
すぐに効果が出る方法ではありませんが、長い目で10年、20年後となってくると徐々に周りとの差に気づけるはずです。
禿げない人は、特に対策しなくても禿げません。世の中不公平なことばかりですが、禿げてしまう運命を受け止めてしっかりと対策することが必要ですね。
まあ私も抜け毛はいまだに凄いので、日々の頭皮ケアを頑張って禿に抗っていきます!!
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