今回は、現在使用している育毛剤をやめたらどうなる?についてです。
- 効果が出てきたからそろそろやめたい
- 効果が全くないからやめたい
- そもそも効果はいつから出てくる?
このような感じで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
育毛剤も安くはないので、毎月購入していると痛手の出費ですよね。
当記事では、育毛剤の目的から薄毛の症状に対する効果、やめたらどうなるかについて詳しく解説しています。
- 育毛剤の目的
- 育毛剤の効果
- 育毛剤をやめたら??
- 辞め時のタイミング
以上のコンテンツでお送りいたします。
見たいところがあれば、以下の目次をタップしてジャンプしてください。
目次
そもそも育毛剤の目的とは?

そもそも育毛剤の目的は何なのかご存知でしょうか?答えは、育毛をサポートする成分が含まれている商品で、発毛効果はありません。
育毛剤は効かないけど、毛が生えてくる薬と勘違いされている方が多くいると思います。
でも実際には違います。
育毛剤はサポート的な役割で、もし発毛効果を実感したいのであれば発毛剤を使用しましょう。
もう皆さんお気づきかもしれませんが、育毛剤と発毛剤は全くの別物です。
それぞれの違い | 効果 | 分類 |
育毛剤 | 今の髪の毛を育てる | 医薬部外品 |
発毛剤 | 髪が生えるのを促す | 第一類医薬品 |
ちなみに発毛剤という表現で厚労省により認可されている薬は「ミノキシジル」というもので、そのミノキシジルが含まれている発毛剤はリアップとなります。
価格はミノキシジル配合量が多い男性用が高くなってます。
血行促進により頭皮環境を整える
育毛剤には主に、血行促進や保湿効果が見込めるため、頭皮環境を整える効果があります。
育毛にとって頭皮環境とはとても大事なもので、例えば畑の土壌を耕しているようなものです。
新鮮な野菜は良い土から!と言うように、髪も同様で頭皮環境がカギを握っているんです。
健康な髪の毛を育てたいのであれば、育毛剤の使用は必須かと思われます。
発毛促進とは?
たまーに見る育毛剤の「発毛促進」という効果を謳った文言。
これだけ見てみると、「育毛剤でも発毛効果あるじゃん!」と勘違いしてしまいますよね。
この発毛促進という表現はどういった効果を表しているかというと、今生えている髪の発毛具合を促進するという意味なのです。
だから、発毛促進と表現されるからといって、新たに髪を発毛させるということではないんです。
うーん、紛らわしいですね。
- 発毛効果と発毛促進の意味は違う
- 発毛促進は今の髪の毛を育てるという意味
- 育毛剤に発毛効果は無い
育毛剤の効果は薄毛の症状によって違ってくる

じゃあ育毛剤って使う意味あるの?って話になりますが、使っていく意味は大いにあります。
ただし、薄毛の症状によって効果が有る、無いがあります。
育毛剤でAGAの進行は抑えられない

育毛剤で、ジヒドロテストステロンによって引き起こされるAGA(男性型脱毛症)の進行を抑えることは難しいでしょう。
一部、ジヒドロテストステロン生成の要因となる5αリダクターゼの活性を抑えることができる成分が含まれている育毛剤もあるようですが、これは抜け毛を防止するためのもので、発毛効果は見込めません。よって気休め程度にしかならないでしょう。
AGAの進行を抑えたいのであれば、発毛剤を使用するか、AGA治療をおこなっていく必要があります。
AGAを改善する最も確実な方法は、内服薬治療です。発毛剤より圧倒的な効果が見込めます。
ちなみにオンラインでAGA治療ができるクリニックがあります。
スマホで簡単に受診することができ、面倒な来院も不要!安心の全額返金制度付きで気軽に受診することができます。
AGAのオンライン診療ならクリニックフォア
頭皮環境が原因の場合は改善の余地あり

育毛剤にもちゃんとした役割があります。
育毛剤の効果は主に「血流促進による抜け毛予防」「頭皮の保湿による頭皮環境改善」があります。
いくら発毛効果のある治療をおこなっても、その土台となる頭皮環境が整っていなければ効果が減少するどころか、まったく意味のないものとなってしまいます。
なので、頭皮環境が悪いことにより薄毛になっているのであれば、育毛剤でも改善できる余地があるということになりますね。
育毛剤をやめたら生えた髪は逆に禿げる

育毛剤を使用途中でやめてしまったらどうなるのか?についてです。
薄毛は進行してしまうのか?これまでの効果はどうなるのか?
残念ながら、、、
- 薄毛は進行する
- これまでの効果は無くなってしまう
- 当然ながら髪の毛は生えてこない
何度も言いますが、育毛剤というのは今生えている髪の毛を育てる役割があります。その効果が切れてしまうことで薄毛は進行することでしょう。
詳しく解説していきます。
薄毛は進行し続ける
当然ながら薄毛は進行しつづけることでしょう。
今まで血流が良くなっていたけど血行不良となり、頭皮環境も元の悪化した状態に戻ることが考えられます。
しかし、こうした頭皮環境の悪化の原因もライフスタイルが影響している可能性が考えられるため、普段から規則正しい生活をしなければなりません。
ただ、これも人によって原因は様々なので、育毛剤を途中で中止するという選択肢は正しくないと考えられます。
育毛対策に早いもないし、辞める理由も無いということです。
育毛対策の効果はヘアサイクルによって左右されるため、どんなに早くても効果を確認できるまでに3~4ヶ月かかってしまいます。
効果を実感できたことにより、「お金も勿体ないし、そろそろやめるか」なんてことをしていると、半年後にまた薄毛が再発なんてこともありえます。
そこから対策しても、また半年ほどの期間を要します。そんなことを繰り返していたら、もう取り返しのつかない事になる場合も考えられますね。
- 育毛対策をやめる理由はない
- もっとヘアサイクルの時間を考えてみよう
- 育毛剤やめるとリスクしかない
毛は生えてこない
先に解説したように、育毛剤を中止したら当然ながら髪の毛は、それ以上生えてくる可能性は限りなく低いでしょう。
元々育毛剤に発毛効果はありませんし、更には頭皮環境も元に戻ってしまい、今以上に悪化する恐れもあります。
育毛剤の使用をやめたほうがよいタイミング

育毛剤を中止すると、今より悪い方向に向かってしまうということを言ってきましたが、例外もります。
それは、育毛剤により体に不具合が生じた場合です。
育毛剤は発毛効果が無いことと、体に不調が出てきた場合のことを考えると、使い続けるメリットはほとんどありません。
具体的にどのような症状がでたら辞めたほうがいいのか事例を紹介していきます。
- アレルギー反応が出た時
- 薄毛の進行が止まらない時
フケやかゆみによるアレルギー反応が出た時
育毛剤の副作用で考えられるのは、フケがでることや頭皮が炎症を起こして赤みをおびてしまうことです。
この時に痒みを生じる場合も考えられます。
育毛剤で薄毛が進行することはありませんが、こうした痒みが起こた場合は、かきむしってしまうことで頭皮が荒れてしまいます。
そうすることで髪の毛が抜けてしまうなんてことも。
このような不具合が生じた場合は直ちに使用を中止しましょう。
皮膚が弱かったりアレルギー体質の人は、育毛剤を使用する前に事前にパッチテストをすることをおすすめします。
薄毛の進行が止まらない時
育毛剤を使用しても、薄毛がどんどん進行してしまった場合も中止してよいです。
これは、その育毛剤では薄毛を抑えることができないということなので、別の方法で薄毛の進行を抑える必要があります。
規則正しい生活をしていて、育毛剤を使用しているのにどんどん禿げてくる、、、
その場合、男性であればAGAの可能性が非常に高いため、発毛剤の使用かクリニックの受診をおすすめします。
こちらの方が、確実に発毛効果を実感できるためです。
ただし、発毛剤やクリニック受診による内服薬には育毛剤には無い副作用もあるということを覚えておきましょう、
育毛剤を続けた方がよい例
一方で、育毛剤の使用を続けたほうが良い場合もあります。
- 薄毛の進行が止まっている
- 頭皮環境が良い状態を保てている
- 髪にハリやコシが戻ってきている
こうした効果を実感できているのであれば、特に辞める理由もありませんよね。
ここでやめてしまうと先ほど解説した通り、効果が無くなってしまいますから。
また頭皮マッサージなどを併用していると、より効果が高まっていくのでおすすめです。
http://nmr2019.jp/touhi/
育毛剤をやめるタイミングは時と場合によって見極めましょう
まとめになります。
育毛剤をやめたら、当然今の状態より悪化することが予想されます。
育毛剤の役割は、頭皮環境改善による育毛のためのサポート的な役割です。
なので、育毛剤だけを使い続けていても意味が無いし、基本は私生活を規則正しいものに変えていくことが先決です。
- まずは規則正しい生活
- 基本的に育毛剤の使用は辞めないほうがいい
- 副作用や効果が無い場合は辞めてもいい
ということになります。
また、AGAの場合は育毛剤の効果は薄いため、AGA治療をおすすめします。