歳を取ってくると、だんだん増えてくる白髪。
筆者は10代から白髪に悩まされてきているのですが、年齢を重ねていくと更にどんどんふえていくんですよね。
そうした中、前頭葉に集中的に白髪が生えてくるという悩みを持った方がいました。
前頭葉といっても、脳みそに髪の毛が直接生えているわけではなく、額の生え際あたりの髪が白髪になってしまうということです。
当記事では、前頭葉の白髪の原因と対処法について詳しく紹介していきます。
- 前頭葉に白髪が生えてくる理由
- 前頭葉左右の白髪で原因が異なる
- 前頭葉の白髪の対処法
目次
前頭葉に白髪が生えてくる理由

前頭葉に白髪が生えてくるのは加齢からくるのもありますが、そもそもなぜ髪が白になるのかについて解説していきますね。
実を言うと、髪の毛は元々白で作られているんです。
毛根にあるメラノサイトというところでユーメラミンという色素が生成されて、それが髪の黒色を出しています。
このメラノサイトが様々な原因で減少したりするとユーメラミンの生成が減少してしまい、白髪が生えてきます。
- 精神的ストレス
- 肛門の病気
- 生活習慣の乱れ
それぞれ詳しく解説していきますね。
精神的ストレスが原因
ストレスにより白髪が増えると一般的に言われていますが、その通りです。
強いストレスを受け続けることによって、自律神経が乱れ血管を収縮させるストレス掘るも音が大量に分泌されることとなります。
血管が収縮してしまうと、必然的に血流が悪くなり毛細胞へ必要な栄養素が行き届かなくなります。
脳を使いすぎると白髪が増えるという都市伝説的な噂もありますが、それは脳の使い過ぎからくるストレスで自律神経が乱れてしまう事から言われているのかもしれません。
肛門と関係がある場合も
肛門の病気(痔)や下痢、便秘を抱えている人も前頭葉の白髪が増えることがわかっているようです。
もし前頭葉に白髪が増えてきて、お腹の不調や肛門に心当たりがある場合は疑ってもいいかもしれません。
その場合は、白髪の事を考えるよりも体の不調な部分を治すことを優先しましょう。
生活習慣の乱れ
白髪の原因は、普段の食生活などのライフスタイルの乱れからくる場合も多いので、規則正しい生活を心がけることが大切です。
特に注意したいのが、、、
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 運動不足
- 飲酒
まあ一般的に悪いと言われていることをやっていると、当然体に害なわけですから前頭葉に白髪が生えてきてもおかしくないということです。
とくに飲酒は肝臓への負担も大きくなるため、肝臓機能の低下により白髪が増えてくるともいわれています。 >>肝臓と白髪の関係
日頃から栄養バランスのある食事や、運動を取り入れて様子見してみましょう。
前頭葉の左右の白髪で原因が違うの?

前頭葉でも左右で白髪の偏りがある場合があります。
その原因で、たまに聞くのが左脳や右脳の使い過ぎによってストレスになり、それが血行不良となって白髪となる。という見解。
これ嘘です。よく考えてみてください。
脳と頭皮の間には頭蓋骨があるため、脳の血行不良が頭皮に影響を及ぼすことはありえません。
前頭葉の白髪の量が左右で異なる原因は他にちゃんとあります。
- 右前頭葉の原因
- 左前頭葉の原因
それぞれ詳しく解説していきますね。
右前頭葉の白髪の原因
腎臓の疾患により右前頭葉に白髪が集中して生えてくると言われています。
腎臓の機能が低下すると、ホルモンの分泌量が低下することでメラニンの生産量も減ってしまいます。これにより白髪が増えると言われています。
腎臓は様々なホルモンを分泌していますが、そのひとつに赤血球を作る働きを促進するエリスロポエチンというホルモンがあります。腎臓の機能が低下すると腎臓からのエリスロポエチンの分泌が減少し、赤血球の産生能力が低下します。このようにしておこる貧血を「腎性貧血」と言います。
腎性貧血になると、一般の貧血と同様に動悸や息切れ、めまいや立ちくらみ,全身倦怠感などの症状が現れますが、貧血は徐々に進行するため症状に気がつかないこともあります。貧血の有無については、定期検査で行われる血液検査のヘモグロビン(Hb)濃度で知ることができます。慢性腎臓病患者で、特にHb濃度が11.0 g/dL 未満の方は腎性貧血の可能性がありますので、鉄剤や赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による適切な治療を受けることが大切です。参考文献:日本腎臓学会
腎臓疾患による症状は、白髪以外にも出てくるため、むくみ、尿量、貧血、だるさ、かゆみなどの症状が出ている場合は要注意です。
左前頭葉の白髪の原因
肝臓の機能が低下した場合、左前頭葉の白髪が増えると言われています。
肝臓の疾患は、黄疸や体のだるさが出てくるため、白髪以外の症状にも注意が必要です。
肝臓は沈黙の臓器ともいわれているため、アルコールの摂取を控えるなどして生活習慣を改善する必要があります。
肝臓は沈黙の臓器と言われ、肝臓に障害が起こっても、中々症状が現れません。黄疸などの症状が現れてきたときには、既に肝臓の障害がかなり進行しています。
肝臓の機能が低下すると体がだるい、疲れやすい、食欲がないなどの全身症状のほかに上図のような症状が出てきます。早めに主治医に相談しましょう。とくに黄疸や腹水、肝性脳症などの明らかな症状がある肝硬変のことを非代償性肝硬変と呼び、またこれらの症状がない肝硬変のことを代償性肝硬変と呼び区別します。参考文献:大塚製薬
前頭葉の白髪の対処方法は?

前頭葉の白髪の対処法を解説していきます。
既にある程度原因で述べている内容になりますが、まずは規則正しい生活が大前提となります。
頭の全体的な白髪であれば遺伝の可能性も考えられますが、局所的な白髪は体の不調の恐れがあります。
睡眠不足、偏食、運動不足といったところが体の不調に繋がりやすいことは分かると思います。
生活習慣を見直しても改善されない場合は、医療機関で検査を受けてみるのも手ですが、どこをどう調べてもらうかわかりませんよね。
なので、生活習慣以外の対処法を紹介いたします。まずはお試しください。
- 泣くとストレス発散になる
- 頭皮マッサージする
- 白髪染めを活用する
泣くことでストレスを取り除く
白髪になるメカニズムは、毛根にあるメラノサイトの異常により髪が黒くならないことが用品です。
既に解説していますが、ストレスを感じてしまっていると自律神経が乱れてストレスホルモンが分泌されます。
血管が収縮してしまうと、メラノサイトに栄養が届かなくなってしまいますからね。
そうなるとメラノサイトが休止、死滅することもあるそうで、そうなってしまうと改善が難しくなってしまいます。
ストレス解消するには、睡眠と泣くことがいいんですよ!
睡眠は自律神経を整えることができます。
泣くことは意外と思う人もいるかもしれませんが、涙にはストレスによって発生する苦痛をやわらげるエンドルフィンに似た物質が出ると言われています。
泣くことでストレス物質を排除することができるため、ストレス発散になるんです。
ちなみに、花粉や目にゴミが入って出る涙は全く別物なので効果はありませんよ。
頭皮マッサージ
頭皮マッサージで血流を促進させて、頭皮の毛根部分のメラノサイトに必要な栄養をが行き届くようにしましょう。
髪の毛の色はメラノサイトで作られるメラニンによるもので、その素材となるものは、タンパク質や酵素となります。
これらの栄養素を届けることで、頭皮環境の改善から髪全体の活性が増すことができます。
頭皮マッサージの効果は白髪だけではなく、頭皮環境や薄毛にも良いと言われています。
顔のたるみや頭痛、眼精疲労も回復することができるため積極的に取り入れたいところですね。
白髪染を活用する
最後に、一度生えてきてしまった白髪はどんなに頑張っても白髪のままです。
なので、切ってしまうか染めてしまう方法しかありません。
どうせなら白髪染して黒くしてしまったほうが手っ取り早いです。
白髪染にも色々ありますが、手軽に染めれてしっかり染まるものがいいですよね。